3月3日はひな祭り。おひなさまをひな壇に飾り、女の子の健やかな成長を祈ります。
そしてひな祭りにも、いろいろと異なる地域の行事があります。元々ひな祭りというのは人形に自分の厄を移して川に流すという行事でした。鳥取県の因幡地方や和歌山県の吉野川、紀ノ川流域で行われる「流し雛」は、昔の形をとどめている行事と言えるでしょう。
沖縄では旧暦の3月3日に女の子が浜辺に行き、身を清める「浜下り(ハマウリ)」という習慣があります。今は、身を清めるというよりも家族でピクニックに出かけるという側面のほうがメインになっているようです。愛知県や岐阜県、岡山県では子どもたちが家々を訪ね、お供え物のお餅や雛あられを勝手にとって食べてもいい、という風習もあります。
ひな祭りに飾るものも、地域により様々です。さげもんという福岡県柳川市の風習は、今は全国で見られるようになりました。これはつるし雛で、布で作った縁起ものを沢山提げて、飾ります。また、お供え物としては菱もち・白酒・ひなあられが一般的ですが山形県の庄内地方ではお雛菓子と呼ばれるものを飾ります。鯛やミカン、竹の子など魚や野菜をかたどったきれいなお菓子で、縁起ものとされています。
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