11月の酉の日には酉の市が開かれます。
多くの露天では縁起物がたくさん付いた熊手が商売繁盛や家内安全を願って販売されます。
酉の市は、元々鷲(おおとり)神社で始まりました。鷲神社は日本武尊を祀る神社で武運長久、開運、商売繁盛の神様です。鷲はワシを意味し、運をわしづかみにする縁起のよい名前で熊手にはいろいろな縁起物が付けられています。ただ、今では鷲神社に限らず、それ以外の神社でも、熊手の屋台が多く並びます。また、酉の市に限らず、えびす講などでも熊手が販売されます。えびす講は11月20日あるいは10月20日に行われる神社の行事で、やはり縁起物の熊手が目玉となっています。
酉の市が日本の東部の地域の行事であるのに対してえびす講は名古屋の熱田神宮をはじめとして近畿や四国地方などの西の地域の行事という印象はあります。おかめのお面や小判などの縁起物がたくさんついた熊手はおめでたい気分になると同時に、酉の市が立つ頃には、そろそろ一年の終わりが近づいて来たことを感じます。
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