正月のお飾りにも地域の行事が見られます。
正月のお飾りというとまずは門松を思い浮かべます。門松というと松・竹・梅がわらでまとめられて門の両側に置かれるもので、特に中心には3本の竹が置かれています。
ただ、「門松」という名前が示すように元々は松が中心のものです。松は1年中緑色のため、不老長寿の象徴となっています。関西では、シンプルに松の枝を和紙で包んで玄関の扉に飾るものが多く、また、葉ボタンを門松の下部に飾ることもあります。他には、松・竹・梅のほかにナラやサカキといった木を使う地域もあります。これは、それらの木は常緑樹であるため、元々使われていた種類が残っていると言われています。
また、日本全国必ずしも門松を飾るわけではありません。門松を飾らない地域もあります。金沢では門松を飾る風習がありません。それは、昔加賀藩では7種類の樹木の伐採を禁止していたためです。その7種類の中には松も含まれていました。けれども、現在は他の地域の影響もあって、門松を飾る家庭も増えています。
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