米作を中心としてきた日本では、小正月にその年の豊作を願う地方の行事が多く、特に東北地方に顕著です。
秋田県のかまくらは全国に知られています。現在は観光の側面が大きいものですが、元来は水神様を祀る行事です。その年の降水量を祈り、豊作を祈ります。
青森県ではその年の豊作を占う正月行事がいくつかの神社で行われます。有名なのが津軽の七日堂祭で、弘前市の岩木山神社と鬼神社、平川市の猿賀神社で行われます。餅についた米の量で収穫を占う「臼鍋餅」や柳の枝を盤上に打ちつけて作物の豊凶を占う「御柳」などの行事が行われる。最後には柳の枝を参加者が持ち帰り、田の畔などに植えて豊作を祈ります。
北陸地方の富山県では「お鍬さま」と呼ばれる地方の行事があります。これは1月11日に行われ、三つ鍬と平鍬を神に見立てて座布団に置き、ごちそうや酒でもてなすものです。ユネスコの無形文化遺産にも登録されました。似たような地域の行事として黒部市の「おおべっさま迎え」や石川県奥能登地方の「奥能登のあえのこと」などがあります。
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